2024年6月8日 (土)
「第3回 森のようちえん」が無事に開催されました。
しばらく肌寒く不安定な天気が続いていましたが、当日は雲ひとつない快晴!!
暑いくらいの陽気でした。
10組のご家族と1組のサポーターさんのご夫妻がニセコの森に集まりました。
虫取り網を片手にわくわくソワソワ早く森へ入りたい子ども達でしたが、まずは、ファミサポニセコから開催主旨の説明や、ぶなの森自然から注意事項の説明をさせていただき、早速、全員で森へ移動します。
森のようちえんは、「全員揃って何かしよう」「学ぼう」というスタンスではなく、各々が道中、虫取りや草花を見つけたりと楽しみます。
そのところどころで、ぶなの森自然学校のスタッフの方が子ども達が見つけたものにより興味をそそるように投げていきます。
「この花は、〇〇ってうんだよ。どんな香りがするんだろう?」
「これは何だろう?中をひらいてみたら何があるだろう?」
「木のぷにぷにとした部分を枝で押してみるとどうなるんだろう?」
といった投げかけに対し、興味のある子はすぐにくいつき目を輝かせて夢中になり、興味のない子は、また新たな興味の先へと向かっていく。
なんとも子どもらしい姿が微笑ましくもあり、大人の投げかけ一つで興味に対する深まりが全く変わるのだと実感した場面でした。
こちらが何も教えなくとも、子どもたちはアンテナをはりめぐらせ、大人では気づかないことに気がついたり、
見つけたり、小さな変化を感じ取っていきます。
「同じ葉っぱなのに肌触りが違う。こっちは新しい葉っぱかな」
「赤ちゃんの葉っぱは色が黄緑だよ」
「これはおたまじゃくしと顔がちがうよ」
そのことをすぐに言葉に出して共有してくれるため、私たち大人が「共感」したりその気づきを「認める」ことで、子どもたちの達成感や探究心にも違いが出てくるのではないかと感じました。
お母さんお父さんも同士も森の中での穏やかな時間に自然とゆったりとした会話が生まれ、子どもたちは共に「たのしい」ことを共有しすぐに仲良くなってしまう姿も嬉しかったです。
また来年もぜひ遊びましょう〜!