今朝のニュースで、2歳児が自家用車に置き去りにされたことによる熱中症の疑いで亡くなったという悲しい事故がありました。
このような事故があった際「なぜこのような事故が起きたのか」と誰もが思い、置き去りにしてしまった(今回の場合)お父さんをただただ責めるような状況が起きます。
しかし、このように子どもを車に乗車させたものの、保育園に送り届けるのを忘れてしまうケースは少なからず他にも起きています。
私も自分の子どもを幼稚園や保育園へ送迎している間、考え事をしていることは日常茶飯事です。
子どもをきちんと送り届けたのか、後部座席を確認してから車を降りるという習慣は身についていません。
朝バタバタしていて、登園が遅れる場合「今日はお休みですか?」と確認されたこともありません。
そうです。
たまたま自分にこのような悲しい事故が起きていないだけで、もしかしたら私にも同じようなことが起きていた可能性が少なからずあるのです。
「決して他人事ではない」ということを、小さなお子さんのいるご家庭は特に考えなければなりません。
気温が低くなると熱中症のリスクが減るため、意識が希薄になりやすいですが、
- 第一に、赤ちゃんや小さな子どもは体温調節機能が未熟であるということを理解する
- 夏に関わらず、春や秋でも気温が高い日や陽射しのよく当たる場所においた車に長時間放置されることで熱中症になる恐れがあるということを忘れない
- 北海道は、冬場の車内温度も外気温なみに低くなるということにも注意が必要
ということを意識し、子どもを車に同乗させるときは、いつも以上に気を引き締めましょう!